
笹生心太
1981年、埼玉県生まれ。東京女子体育大学講師。博士(社会学)。専攻はスポーツ社会学、余暇社会学。論文に「高度経済成長期における労働者間のスポーツ参加格差に関する一考察――職場スポーツ施設整備とスポーツ参加率に着目して」(「スポーツ社会学研究」第21巻第2号)、「ボウリング場産業のブルー・オーシャン戦略に関する研究」(「スポーツ産業学研究」第19巻第1号)など。
1960年代半ばから70年代初頭の爆発的なブームを起点にボウリングの戦後史をたどり、時代ごとに変わる社会的な評価や経営者・関連団体のイメージ戦略、人々の余暇観の変化などを明らかにする。現代のフィールドワークも踏まえて、その不思議な魅力を照射する。