
政岡憲三
1898年生まれ、1988年没。1930年代から40年代にかけての漫画映画業界で活躍し、現在では「日本のアニメーションの父」と呼ばれている。戦後は日本動画社の設立にも関わり、森康二らを育てる。アニメーションを離れた後は、挿絵画家として活動する。代表作は『くもとちゅうりっぷ』(1943年)。
戦前に名作『くもとちゅうりっぷ』を作り上げ、「日本アニメーションの父」と呼ばれる政岡憲三。彼が晩年にアニメーション化を構想していた『人魚姫の冠』の絵コンテとデッサンをフルカラーで展示する。映画監督・高畑勲のエッセーも所収する。