
トニー・ベネット
ウェスタンシドニー大学文化研究センター教授とメルボルン大学人文学部プロフェッショナル・フェローを兼任。翻訳書に『フォルマリズムとマルクシズム』(未来社)、共編書に『新キーワード辞典』(ミネルヴァ書房)。そのほかの著書にThe Birth of the Museum: History, Theory, Politics (Routledge, 1995)、共著にAccounting for Tastes: Australian Everyday Cultures (Cambridge University Press, 1999)、Making Culture, Changing Society (Routledge, 2013)など。
「社会学の古典」であるピエール・ブルデューの『ディスタンクシオン』の問題設定・理論・方法を批判的に継承し、量的調査と質的調査を組み合わせて、趣味や嗜好などに関わる文化が社会で資本としてどのように機能しているのかを明らかにする。