
谷川建司
1962年生まれ。早稲田大学大学院教授。専攻は映画史、大衆文化研究。著書に『アメリカ映画と占領政策』(京都大学学術出版会)、『『イージー・ライダー』伝説』(筑摩書房)、『レオナルド・ディカプリオへの旅』(マガジンハウス)、共編著に『占領期雑誌資料大系(大衆文化編)』全5巻(岩波書店)など。
言語も政治体制も異なる国家・国境を越えて東アジアに広がる日本のサブカルチャーは、インターネット全盛のいま、個々人の「個室」で受容されている。人々の欲望を駆動させ、あるいは癒しにもなるサブカルチャーの受容の実態を多角的に検証する論考集。