
佐藤 翔(サトウ ショウ)
1985年、宮城県生まれ。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。博士(図書館情報学)。同志社大学免許資格課程センター教授。専攻は図書館情報学。共著に『オープンサイエンスにまつわる論点――変革する学術コミュニケーション』(樹村房)、『改訂3版 情報倫理――ネット時代のソーシャル・リテラシー』(技術評論社)、『司書名鑑――図書館をアップデートする人々』(青弓社)、連載に「かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG編」(「ライブラリー・リソース・ガイド」)など。
「図書館の本棚はいっぱいにならないのか」「雨が降ると図書館に来る人は増えるのか、減るのか」「人はどのタイミングで図書館を使うようになるのか」――。素朴で身近な疑問から現場での実践を考えて、図書館の意義や役割を学び、魅力を発見しよう!
図書館情報学を専門にする著者が、図書館で働く人、日々利用している人が普段は気にしない、でも聞かれると「どうして?」と思う疑問をピックアップ。その疑問をデータ/事実/エビデンスに基づいて考える視点や思考する道筋を、柔らかな筆致でレクチャーする。
図書館を学問することの楽しさを伝え、学問することが図書館をより豊かな場にしていくことを指し示す入門書。
図書館専門誌「ライブラリー・リソース・ガイド」の人気連載に加筆・修正して、書き下ろしを加えた充実の一冊。