
中澤篤史
1979年、大阪府生まれ。東京大学教育学部卒業、東京大学大学院教育学研究科修了、博士(教育学、東京大学)。一橋大学大学院社会学研究科専任講師。専攻は身体教育学・社会福祉学。共著に『よくわかるスポーツ文化論』(ミネルヴァ書房)、『部活動』(学事出版)、論文に「なぜ教師は運動部活動へ積極的にかかわり続けるのか」(「体育学研究」第56巻)など。
日本独特の文化である運動部活動の内実を捉えるために、戦後から現在までの歴史をたどり、フィールドワークから教師や保護者の声も聞き取る。スポーツと学校教育の緊張関係を〈子どもの自主性〉という視点から分析して、日本の運動部活動の特異性を照射する。