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就活メディアは何を伝えてきたのか

1,980円

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山口 浩(ヤマグチ ヒロシ) 1963年、東京都生まれ。駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部教授・学部長。専攻は経営学、メディア・コンテンツビジネス。著書に『リスクの正体!――賢いリスクとのつきあい方』(バジリコ)、共著に『ソーシャルメディア論・改訂版――つながりを再設計する』(青弓社)、『景品・表示の法実務』(三協法規出版)、『コンテンツ学』(世界思想社)など。 就職活動は、学生と企業が本音と建て前を切り替えながら相手を選ぶ実践である。その就活でお互いを知るための情報ツールである書籍やウェブサービスなどの就活メディアは、どのような役割を担ってきたのか。 明治期から戦前・戦中、そして戦後までの就職活動の歴史を、各時代の社会状況を押さえながら描き出す。そして、就活本(指南書やビジネス書)を多数紹介しながらその内容を具体的に読み解き、時代ごとに求められる学生像や企業側の姿勢、繰り返される若者批判や学校批判を浮き彫りにする。 試験対策から学歴主義、縁故、女性の就職、キャリア形成、ソーシャルメディアの影響まで、就活をめぐる多様な議論と実態を時代ごとにたどり、企業と学生の思惑とせめぎ合い、理想と現実のギャップを浮き彫りにする。「就活をめぐる都市伝説」をまとめるコラムも収め、就活メディアの機能を明らかにし、日本社会の変容をもあぶり出す。

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