東條文規
1948年、大阪府生まれ。同志社大学大学院経済学研究科修士課程修了。1975年から四国学院大学・短期大学図書館勤務。「ず・ぼん」編集委員。著書に『図書館の近代──私論・図書館はこうして大きくなった』(ポット出版)、共著に『日本の植民地図書館──アジアにおける近代図書館史』(社会評論社)、論文に「図書館が「紀元二千六百年」にかけた夢」(「ず・ぼん」第8号)、「お年寄りとともに──四国学院短期大学の試み」(「短期大学図書館研究」第22号)など。
戦前・戦中期の図書館界は、文部省などの行政組織の意向を受け、検閲や思想善導、選書を積極的におこないながら、天皇制を利用して全国に図書館を設置しようと試みていた──。図書館界発展の欲望の高揚と挫折の歴史から、彼らの戦争責任・戦後責任を問う。