
中村隆志
新潟大学人文社会・教育科学系教授。専攻は情報メディア論、ケータイ論。著書に『ケータイ・コミュニケーションと公共空間の変貌』(新潟大学人文学部ブックレット)、共著に『人文学の現在』(創風社出版)、論文に「非言語コミュニケーションとしての「ケータイのディスプレイを見る」行為」(「情報文化学会誌」第14巻第1号)、「モバイル広告・ケータイサイトに関する口コミ経路の調査」(「情報通信学会誌」第27巻第3号)、「「ケータイのディスプレイを見る行為」に対する非許容・保留・許容」(「情報社会学会誌」第7巻第2号)など。
ケータイ機能の高度化・複雑化によって、私たちのコミュニケーションはどう変容してきたのか。ケータイ利用の文脈や背景、ケータイと身体との関係性を探るべく、恋愛ドラマや歌詞でのケータイ表象に注目して分析し、人々とケータイとの距離感を描き出す。