
鈴木洋仁
1980年、東京都生まれ。2004年、京都大学総合人間学部卒業、同年、関西テレビ放送入社、10年、ドワンゴを経て、現在は、東京大学大学院学際情報学府博士課程、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属共生のための国際哲学研究センター(UTCP)研究協力者(独立行政法人国際交流基金勤務)。専攻は歴史社会学。論文に「元号の歴史社会学・序説――「明治の精神」を事例として」(「東京大学大学院情報学環紀要 情報学研究」第86号)など。
元号と時代意識が結び付かず、内実を語ることばが見つけられない「平成」の奇妙なわからなさ・フラットさを、経済・歴史・文学・報道・批評の5つの視点から解き明かし、「平成的とはどのようなことか」に迫る天皇制論抜きの異色の元号・現代社会論。