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クラシック偽作・疑作大全

2,640円

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近藤 健児(コンドウ ケンジ) 1962年、愛知県生まれ。中京大学経済学部教授。専攻は国際経済学。著書に『クラシックCD異稿・編曲のたのしみ』『辺境・周縁のクラシック音楽1』『辺境・周縁のクラシック音楽2』『絶版文庫万華鏡』『絶版新書交響楽』『絶版文庫交響楽』(いずれも青弓社)など。 久保 健(クボ タケシ) 1959年、山口県生まれ。佛教大学大学院文学研究科修士課程修了。バッハ愛聴家。 大作曲家が作曲したとされている作品のなかには、実は偽作と疑作が多数紛れ込んでいる。 ハイドンの『おもちゃの交響曲』「セレナード」、バッハの「メヌエット ト長調」、ヴィヴァルディの「忠実な羊飼い」、カッチーニの「アヴェ・マリア」、ベートーヴェンの『イエナ交響曲』……。 これらの楽曲は偽作あるいは疑作といわれている。偽作とは、その曲の作曲家とされている人物とは別に真の作曲家がいることが判明している作品、疑作は真の作曲家が別にいることが疑われている作品のことをいう。しかし、真作ではないから曲がつまらないというわけではない。先入観なしに耳を傾ければ、感動を覚えるような掘り出し物にきっと出合えるだろう。 これまでまとまった資料がなく、各作曲家の全作品事典や個人のウェブサイトなどに散在していた偽作・疑作の情報の断片をまとめ上げ、貴重な音源情報も網羅した初のガイドブック。クラシックファン必読!

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