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グローバル・アニメ論

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石田 美紀(イシダ ミノリ) 1972年、京都府生まれ。新潟大学経済科学部学際日本学プログラム教授、新潟大学アニメ・アーカイブ研究チーム共同代表。専攻は視聴覚文化論。著書に『アニメと声優のメディア史』(青弓社)、『密やかな教育』(洛北出版)、共著に『BLの教科書』(有斐閣)、『アニメ研究入門 応用編』(現代書館)、『入門・現代ハリウッド映画講義』(人文書院)など。 キム・ジュニアン(キム ジュニアン) 1970年、韓国生まれ。新潟大学経済科学部学際日本学プログラム准教授、新潟大学アニメ・アーカイブ研究チーム共同代表。専攻はアニメーション美学。著書に『イメージの帝国』(ハンナレ出版社、韓国)、共著にPervasive Animation(Routledge)、『戦争と日本アニメ』(青弓社)など。 いまやグローバル・メディアとして成長したアニメーション。世界の多くの人々にとって、アニメは単なる娯楽にとどまらず、アニメをめぐる、あるいはアニメに触発された学術的知見が着実に蓄積されている。 国内外の研究者が参加した国際会議では、「声」を中心にしたアニメの音響的側面と、アニメ表象の成立に欠かせない絵コンテや原画などの「アニメ中間素材」の物質的側面を主軸に、これまでのアニメ研究では扱っていない領域について野心的な発表と討論を重ねた。 アメリカ、スペイン、台湾、シンガポール、フィリピン、韓国、日本――。各国・各地域のアニメをめぐる状況に、従来の日本のアニメ研究が見過ごしてきた3つの問題意識から迫る。 ①国を超えて変容する声と映像=国や地域を超えて横断し変容する声と映像の実態を記述し、考察するアプローチ ②多様な身体に作用する声と映像=大人から子どもまで、多様な受容者の身体に作用する声と映像の実態を記述し、考察するアプローチ ③異なる素材が示すアニメの現場と仕事の形態=アニメ中間素材を物質として保存するだけでなく、時空間を横断する存在としての活用を目指すアプローチ 新しいアプローチの実践を目指す刺激的で国際的なアニメ研究の成果。

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