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図書館と戦争と民主主義の百年

3,300円

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渡邊 重夫(ワタナベ シゲオ) 北海道学芸大学(現・北海道教育大学)札幌校卒業。藤女子大学教授を経て、現在は全国SLA学校図書館スーパーバイザー。学校図書館賞受賞(全国学校図書館協議会、2019年)、日本図書館学会賞受賞(日本図書館学会、1990年)。著書に『批判的思考力を育てる学校図書館――付:図書館利用記録とプライバシー』『子どもの人権と学校図書館』『学校経営と学校図書館』『学校図書館の対話力――子ども・本・自由』『司書教諭という仕事』『図書館の自由と知る権利』(いずれも青弓社)、『学校図書館の可能性――自ら考え、判断できる子どもを育てる』(全国学校図書館協議会)、『学びと育ちを支える学校図書館』『学校図書館の力――司書教諭のための11章』『学校図書館概論』(いずれも勉誠出版)、『司書教諭のための学校経営と学校図書館』『学習指導と学校図書館』(ともに学文社)など。 戦前の軍国主義の思想統制と侵略戦争に、図書館は不承不承あるいは積極的に加担していった。「防諜・思想」対策としての蔵書の閲覧禁止、社会運動や思想を取り締まる特別高等警察(特高警察)による図書館利用者の利用記録の調査。ありとあらゆる手段が図書館に及んだ。 そして1945年の敗戦。占領下の民主化で「真理がわれらを自由にする」という前文をもつ国立国会図書館法が誕生、続いて図書館法が成立し、図書館は多くの人が利用する機関へと変貌した。 さらに学校図書館法によって、学校図書館は子どもの自発的学習形態に基づく教育を実現するための教育装置として位置づけられた。その結果、全国津々浦々の学校に学校図書館が設置され、子どもの学びと育ちを根底から支えてきた。 図書館が経験した戦前から戦中、そして戦後の民主化までを各地の図書館史やさまざまな史料からたどる労作。

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