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スポーツクラブの社会学   『「コートの外」より愛をこめ』の射程

3,300円

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水上 博司 1965年、広島県生まれ。日本大学文理学部教授。専攻はスポーツ社会学。共編著に『スポーツ・コモンズ』(創文企画)、共著に『スポーツプロモーション論』(明和出版)、論文に「総合型地域スポーツクラブと情報ネットワーク支援NPOの関係性から形成された社会関係資本」(「体育学研究」第64巻第1号)など。 谷口 勇一(タニグチ ユウイチ) 1969年、宮崎県生まれ。大分大学教育学部教授。専攻はスポーツ社会学、体育社会学。共著に『変わりゆく日本のスポーツ』『福祉社会のアミューズメントとスポーツ』(ともに世界思想社)、論文に「部活動と総合型地域スポーツクラブの関係構築動向をめぐる批判的検討」(「体育学研究」第59巻第2号)など。 浜田 雄介(ハマダ ユウスケ) 1981年、広島県生まれ。京都産業大学現代社会学部講師。専攻はスポーツ社会学。共著に『〈際〉からの探究』(文眞堂)、『スポーツの「あたりまえ」を疑え!』(晃洋書房)、論文に「エンデュランススポーツの体験に関する一考察」(「スポーツ社会学研究」第21巻第1号)など。 迫 俊道(サコ トシミチ) 1976年、広島県生まれ。大阪商業大学公共学部教授。専攻はスポーツ社会学、身体教育学。著書に『芸道におけるフロー体験』(溪水社)、共著に『フロー理論の展開』(世界思想社)、『〈際〉からの探究』(文眞堂)、論文に「芸道における身体教育の段階性に関する一考察」(「スポーツ社会学研究」第14巻)など。 荒井 貞光(アライ サダミツ) 1945年、神奈川県生まれ。専攻はスポーツ社会学。九州大学、広島大学、広島市立大学に奉職。2005年没。著書に『「コートの外」より愛をこめ』(遊戯社)、『クラブ文化が人を育てる』(大修館書店)、『ローテーション社会』(第一法規出版)、訳書に『リラックス』(ベースボール・マガジン社)など。 昨年のワールドカップで盛り上がったラグビー、サッカー、バスケ、卓球など、地域に根づいたクラブスポーツが活況を呈している。一方で、閉鎖的な組織運営や組織役員の高齢化、勝利至上主義、体罰など、クラブスポーツにも課題が山積している。スポーツを日常的に楽しむために何が必要なのか。 本書では、コートの「中」と「外」という視点を軸にして、地域のコミュニティ型のクラブ文化を問い直す。フィールドワークやインタビューから総合型クラブの実情を確認したうえで、ゆとりを重視するスポーツ大会運営、指導者と学習者がともに学ぶコーチングのあり方、熟議を重視する人々のつながりなどの重要性を指摘する。 後半では、スポーツ社会学の名著『「コートの外」より愛をこめ』も復刊して、総合型クラブのマネジメントのハウツーでもなく、歴史でもなく、スポーツクラブの現代的な意義と今後の展望を明らかにする。

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