
香月孝史
1980年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。専攻は文化社会学。共著に『宝塚イズム』シリーズ(青弓社)、論文に「スターシステムと文化の「高級」性の根拠――歌舞伎の社会的地位を事例として」(「社会学評論」第61巻第4号)、「「ハイカルチャーの大衆化」とはなにか――歌舞伎の高尚イメージ形成と「初心者」からの眼差し」(「年報社会学論集」第22号)など。
アイドルが一過性のブームではなく文化として根づきつつあるいま、アイドルという芸能ジャンルの特性を、「SNSや現場の重視」「アイドルのパーソナリティの開示」「ファンの承認欲求」という観点から分析して、アイドルを語る言葉をバージョンアップする。