許 光俊
1965年、東京都生まれ。音楽評論家、慶應義塾大学教授。著書に『問答無用のクラシック』『コンヴィチュニー、オペラを超えるオペラ』(ともに青弓社)ほか多数。
♪本書では、あえて古い言葉遣いを用いてクラシックをノスタルジーの世界へ送り込むことを心がけた。読者の赤面を誘うことができたら幸いである。いじけ批評やちょうちん記事を蹴散らし、許・鈴木コンビを中心に辛口・ストレート勝負の評論と洒脱なエッセーで構成する。クラシックと失恋をテーマにした特集や、「フルトヴェングラーと『第九』」「ベルイマンとクラシック」、オペラ評、など充実した一冊。