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日本の「ゲイ」とエイズ・新装版

4,840円

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新ヶ江 章友(シンガエ アキトモ) 1975年、佐賀県生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科修了。博士(学術)。大阪公立大学大学院文学研究科教授。専攻はクィア・スタディーズ、文化人類学(医療人類学)。著書に『クィア・アクティビズム――はじめて学ぶ〈クィア・スタディーズ〉のために』(花伝社)、共著に『日本の「射精責任」論』(太田出版)、『性の多様性から読みとく社会』(勁草書房)、『サブスタンスの人類学――身体・自然・つながりのリアリティ』(ナカニシヤ出版)、『多様性との対話――ダイバーシティ推進が見えなくするもの』(青弓社)など。 1980年代以降の日本で、男性同性愛者たちはエイズと結び付けた差別と偏見にさらされ、行政からも排除された。対抗して独自のコミュニティを形成したが、エイズ政策を通じて国家行政に取り込まれ、ときにはみずから行政に組み込まれていき、ゲイとしての社会的な地位を築いていった。 エイズ・パニックと称された初期の社会的な動向、感染不安を抱える身体、国内と海外の男性同性愛者、エイズ研究者によるリスク把握と男性同性愛者によるリスク認知などの分析をとおして、「感染予防の責任ある主体としてのゲイ」の形成を析出する。 当事者たちに詳細な聞き書きを重ね、資料を渉猟してその歴史的な過程をたどり、ゲイの生と性の葛藤と経験を考究する労作の新装版。

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